JALとANAの国際貨物物量を比較

企業別に国際貨物輸送量を確認

日本の航空業界といえばやはりJAL(日本航空)とANA(全日本空輸)。国際物流においては、これらの国内大手2社が主要な役割を果たしています。両社はそれぞれ異なる戦略や運営方針を持ち、その影響が貨物輸送量にどのように現れているのでしょうか。本記事では、JALとANAの国際貨物輸送量を比較し、2022年度と2023年度のデータをもとにどのような傾向が見られるのかを探ってみます。

2022年・2023年のJALとANAの貨物輸送量を比較

各社の月別の貨物輸送量(国際線)については、各社のHPでIR情報として毎月発表されているので、2022年度と2023年度のデータを比較グラフにしてみます。

    

    

2022年度と2023年度のグラフを見てみると、基本的には1月・2月は減少し、3月は増加という感じで、JALとANAの貨物輸送量(国際線)の推移は同様の流れに見えます。

なお、JALに関しては2024年2月に「国際貨物専用機の運航を13年ぶりに再開する」と発表しており、2024年度のグラフがどのように変化するかが注目されます。
(ANAの貨物輸送量にすぐ追いつくほどの伸びは期待できないかもしれませんが……)

JALとANAの企業別の貨物輸送量については今後も定期的にレポートしていきます。

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