上海港、シンガポール港の2024年の年間コンテナ取扱量を確認
年間コンテナ取扱量世界1位は15年連続で上海港!
2024年の年間コンテナ取扱量は、昨年に続き、15年連続で上海港が世界1位となりました。
今回は、上海港とシンガポール港の過去16年分の年間コンテナ取扱量をグラフにして、2位のシンガポール港との差や、2025年以降の展望について考察します。
上海港とシンガポール港の年間コンテナ取扱量の推移
2008年から2024年までの上海港、シンガポール港の年間コンテナ取扱量をグラフにすると以下のようになります。
グラフを見ると、2022年から2024年の3年間、上海港とシンガポール港のコンテナ取扱量の差はほぼ一定となっていることがわかります。2024年の上海港の年間コンテナ取扱量は「5,000万TEU」を超え、これにより上海港は世界で初めて年間取扱量5,000万TEUを突破した港となります。
上海港は、管轄内の洋山地区に新しいターミナルを建設する計画を発表しており、計画通り2030年に完成すれば年間約1,150万TEUが追加され、上海港全体で約6,000万TEUに達すると予想されています。順調に進めば、今後5年間のコンテナ取扱量は引き続き増加すると考えられます。
また、シンガポール港もトゥアス新ターミナルの増設を発表しており、完成すれば世界最大級の完全自動化ターミナルが誕生することになります。2040年には、現在の取扱量の1.7倍(約6,500万TEU)を扱えるようになると試算されています。
両港はともに最終的に年間6,000万TEUの取扱量を見込んでいますが、シンガポール港が上海港を再び抜き返す日は訪れるのでしょうか?この両港のコンテナ取扱量については、来年も同時期にレポートをお届けする予定です。
※大谷シッピングでは、中国、東南アジアや中央アジアへの海上輸送も積極的に取り扱っています。マレーシア、シンガポール、インド等、多数の実績がありますので、ご入用の際はぜひお問い合わせください。