羽田空港の月別航空貨物の推移を確認

羽田空港の国際貨物の需要は増加中!!

羽田空港は、成田空港とともに、日本の主要な国際空港として多くの航空貨物が集まる重要なハブです。以前の記事では、成田空港と羽田空港の年間貨物取扱量の推移を確認し、近年の羽田空港における貨物需要の増加が明らかになりました。
では、2024年の羽田空港の状況はどうなっているのでしょうか?
今回は、羽田空港における月別の航空貨物量の推移をグラフで確認し、どのような変動が見られるのかを分析します。

>>過去記事参照:成田空港、羽田空港の年間貨物取扱量の推移を確認

羽田空港の月別国際航空貨物取扱量の推移

羽田空港の月別の国際貨物取扱量は東京税関のWEBページで毎月発表されています。
そのデータを基に2022年からの月別データをグラフにすると以下のようになります。

    

羽田空港の月別国際航空貨物取扱量の推移を見てみると、2022年と比較して2023年には航空貨物量が顕著に増加し、前年の水準を大幅に上回る結果となっています。2024年に入ってからも高い水準が維持されており、引き続き成長が続いていることが確認できます。

2023年12月には、郵船ロジスティクスとJR貨物が羽田空港に到着した貨物の国内輸送を鉄道で行うスキームを構築したと発表されており、現在の貨物量の増加はそのスキームが順調に機能していると言えるでしょう。

次回は成田空港の月別国際航空貨物取扱量を確認し、羽田空港との推移の違いを比較してみたいと思います。

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